離乳食に対しての基礎知識
ミルクを飲むのが上手になってきたら、そろそろ離乳食が始まりますね。
どんな食べ物をあげて良いかなど全然わかりませんよね。
今回は
『離乳食に対しての基礎知識と
月齢ごとによる赤ちゃんの食の変化』
について話していきます。
目次
嚥下(えんげとは)
口の中の食べ物を飲み込む事を 嚥下(えんげ) といいます。
乳児期の赤ちゃんの嚥下は、乳児型嚥下と呼ばれ、唇やあごを開いたまま、呼吸を止めずに飲み込むことが可能になります。
この行為は赤ちゃんに生まれつき備わっている機能(原始反射)の1つになりこれは成人の嚥下とは違います。
赤ちゃんは原始反射である哺乳反射によりミルクや母乳を摂取します。
哺乳反射とは
意思とは関係ない反射的な動きで、口周辺に触れたものに対して口を開き口に物を入れようとすると舌で押し出し奥まで入ってきたものに対してはチュチュと吸う動きです。
哺乳反射は4〜5ヶ月頃よりなくなりはじめ反射ではなく意思による動きに変わります。
そのためミルクを飲む時期から離乳食を食べる時期への移行、成人型の嚥下機能を取得する練習期間ということになります。
離乳食の基礎とは
生後5〜6ヶ月になると、赤ちゃんは母乳やミルクだけでは成長に必要なエネルギーや栄養摂取をすることが難しくなる為離乳食を開始する必要性がでてきます。
さらに母乳に含まれるたんぱく質なども減り、母乳の分泌も減少してきます。
その不足分を補うためにも離乳食が必要となってくるのです。
かむ力、飲み込む力
離乳食を与えると食べ物を噛む、噛んだものを飲み込むといった動きを繰り返すため かむ力、飲み込む力を身につきます。
味覚
甘味、うま味、塩味、酸味、苦味を感じることが出来るようになり味覚ができてきます。
精神的な発達
離乳食を与えられることで色々な刺激や感性が生まれ精神の発達につながります。
食べる意思
食べることに興味を持ち、おいしさに気づくことにより自ら食べるという事を覚えます。
食習慣の基礎
離乳食を完了する頃には決まった時間に食事をしその間に間食をとるようになっています。
このような習慣を作ることによって生活リズムを整え、食習慣の基礎が作られていきます。
離乳食を作りの注意点とおすすめの器具
出来れば大人用と子供用とで器具などをわけるといいと思います。
食器、調理器具などの衛生管理をしっかりするようにしましょう。
離乳食を作る前に手洗いを入念にしてから作り始めてください。
食中毒予防を徹底しましょう。そして、手に傷がある場合などは手袋などし食品に細菌をつけないよう気を付けてください。
そして、離乳食作りが負担にならないよう冷凍保存したり、ベビーフード、市販の冷凍野菜をうまく利用しましょう。
冷凍保存する際は1回分ずつ小分けにすると良いでしょう。そして冷凍保存したものは約1週間で使い切るようにしたいですね。
僕の家庭で揃えたものを紹介します。
①ブレンダー
②離乳食調理セット
③ピーラー
④まな板、包丁
⑤はかり
⑥ダイソーのベビー用の製氷器
⑦赤ちゃん用スプーン、お皿
⑧ベビービョルンのスタイ です。
月齢事に食べていい物とダメな物を理解する
始めはアレルギーの心配が少なく消化しやすい食材を選ぶ
初めて与える食材は1種類ずつ、1さじずつ。2〜3日に1さじずつ増やす
無理をせず赤ちゃんのペースに合わせてあげる
※ハチミツや黒糖は、赤ちゃんが腸内で処理出来ない細菌を含むため1歳未満の赤ちゃんに与えてはいけません。
刺身や生卵などの生物、かまぼこのような塩分が多いもの、甘味の強いお菓子や脂質の多いものは与えないようにしましょう。
5〜6ヶ月 1日1回食 10倍粥1さじから始めましょう。慣れてきたら野菜、豆腐、白身魚など試しましょう
時間の目安として
6時 ミルク → 10時 離乳食とミルク → 14時 ミルク →18時 ミルク 22時 ミルク
7〜8ヶ月 1日2回食 5倍粥50〜80g 野菜・果物 20〜30g 魚・肉10〜15g
2回食 時間の目安として6時 ミルク → 10時 離乳食とミルク → 14時 ミルク →18時 離乳食とミルク 22時 ミルク
9〜11ヶ月 1日3回食 5倍粥90g〜軟飯80g 野菜・果物 30〜40g 魚・肉15g (不足しがちな鉄を摂取出来るメニューを)
3回食 時間の目安として
6時 ミルク → 9時 離乳食とミルク → 13時 離乳食とミルク
→ 15時 おやつ 18時 離乳食とミルク→ 20時ミルク
1歳〜1歳半 1日3回食 軟飯90g〜ご飯80g 野菜・果物 40〜50g 魚・肉15〜20g
僕の経験より
離乳食が始まる前に麦茶をスプーンで飲ます練習をしてましたがいざお粥を食べさせるとスプーンを奪い取り顔中がご飯だらけになってました。
ですが、だんだんと慣れていくともぐもぐするのが上手になっていきました。
そして初めてあげる食材、卵や食パンなどアレルギー反応が出ないかとても心配でした。
ですが、怖がっていつまでもあげないと大きくなってからが大変と聞くので、いつでも病院を受診できるよう朝のうちに食べさせ様子を見ました。
今のところ食べさせた物でアレルギー反応はでていません。
ママは子供の為に離乳食・幼児食コーディネーターの資格を取りました。
最初の頃はお粥が主で量も少ない為冷凍保存してあげてましたが、7〜8ヶ月と2回食、3回食になるにつれ量も増え作るのも食べさせるのもストレスに感じていたようです。
なのでしばらくはベビーフードをあげていましたが、せっかく資格を取ったのに勿体ないと思い、「一緒に離乳食を作るしできるだけ夜は食べさせるようにするから」と伝えたらやる気が出てきたようで一緒に離乳食を作るようになりましたが、僕はこんなに離乳食を作るのが大変だとは思いませんでした。
日中は離乳食作りから食べさせるのもママに任せっきりなのでストレスに感じるよなと強く感じたのでママの負担を少なくするためにも、僕が積極的に取り組んでいこうと思い始めました。
そして、ここまで上手にもぐもぐと出来るようになったのも日中一生懸命食べさせてくれてるママのおかげだなと思い感謝しかでてきませんでした。
最後に
一生懸命作った離乳食を食べなかったり食べ物が入ってる口の中に手を入れ遊ばれたりし、
イライラすることもあると思います。ですが、無理だけはせず赤ちゃんとママのペースでゆっくりしていきましょう。
検診の際に病院の先生から「今は量はどうでもいいけど食べさせる練習だけはしてね」と言われた時は、あぁ楽にやっていっていいんだねとママと話したのを覚えてます。
もし好き嫌いして食べないような食材があっても、赤ちゃんは気分で食べないだけということもあるので味付けを変えたり工夫をすると食べてくれることもあります。栄養バランスを考えたり朝と被らないように食材を選んだり大変だと思いますが、ストレスにならないよう一緒にゆるーく頑張っていきましょう。
最後までお読みいただき
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